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プラトンの『国家』は全10巻からなる大作です。 巻ごとに概ねテーマが決まっていますので、一度整理しておきましょう。 基本的に、プラトンの思想的な師匠であるソクラテスが周囲の人間と対話しながら 「理想の国家とは何か? 」 という問題を深めてイデア論(イデアろん、英 theory of Forms, theory of Ideas, 独 Ideenlehre )は、プラトンが説いたイデア(希 ιδέα 、英 idea )に関する学説のこと 。 本当にこの世に実在するのはイデアであって、我々が肉体的に感覚する対象や世界とはあくまでイデアの《似像》にすぎない、とする
